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こんにちは。浜松市の工務店、ほっと住まいるの栗田です。

現在、弊社ではリフォーム工事にて事務所の打ち合わせスペースを準備しているのですが、一般的なリフォームでも役に立つ床張りの方法についてご紹介します。

床をリフォームしたい理由

弊社でも毎年、何件ものリフォーム工事を手掛けていて、外壁塗装、水廻りの設備交換、間取り変更などなど・・・修繕箇所の要望は様々です。中でも、床張り工事は割とポピュラーな工事で施工実績は豊富です。

床をリフォームする理由のひとつとしてよく言われるのが畳からフローリングへの変更。新築当時に和室を設けたのはいいものの結局は使う機会がないだとか、ベッドを設置するのに畳よりもフローリングの方がいいだとか、そんな話をよく聞いたりしますね。

あともうひとつ、よく聞く話がブカブカになってしまった床をどうにかしたいという類いのご要望です。


既存フローリング→新規フローリング

この場合、既存フローリング→新規フローリングという形を取るわけですが、余程全体的に床がブカブカしている場合は別として、ブカブカした感触が部分的な場合は『上張り』という手法が有効です。


これは文字通り、既存の床の上に新しい床を重ねて張っていく方法となり、新しい床材の厚みも手伝って、相当傷みが酷い場合でなければ床のブカブカは感じなくなります。

さて・・・床がブカブカしているお家というのは総じて築年数もそれなりに経っているのが現状で、この重ね張りの方法は、実は古いお家と相性が良かったりするんですよね。


段差解消

今でこそ、どこの住宅会社で家を建ててもバリアフリー設計となっているのは言うまでもないことですが、昔の家はそうではありません。
部屋と廊下との境、たとえば和室の障子の下には敷居があり、その敷居は廊下よりも高くなっています。


この敷居の厚みはお宅によってそれぞれですが、新たに張る床の厚みは12mm~15mmのものが多く、敷居の段差を2cm以下程度と仮定すると、ちょうどうまい具合に段差も解消できちゃうんですよ。

介護保険適用

弊社では介護保険を利用した手摺りの取付工事を行っていますが、床張りで段差解消というのも20万円を上限とした保険の適用範囲に入ってきます。
リフォームは、なにも家をキレイにする、オシャレにするだけが目的じゃないってことですね。

工事期間

上張りによる床工事はそんなに時間も掛からず、たとえば今までの実績で言うと8帖程度の1室であれば1日で施工出来ます。

それに付随して壁や天井のクロスを張り替えたり、あるいは断熱性を高めるために内窓を設置したり、他の工事が入って来れば、もう少しだけ時間を頂きますが、いずれにしても短期間で施工出来ちゃうのも魅力のひとつです。

この記事の作成者

工務アシスタント 栗田 和

宅地建物取引士
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