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こんにちは。浜松市の工務店、ほっと住まいるの栗田です。

アフター点検に伺ったりすると、もう何年も前に家を建てていて、家づくりの情報収集からは遠ざかっているはずのお客様から『最近は平屋が流行ってるんでしょ!?』と、世間話の中で尋ねられることがあります。
どこからともなくそれだけ浸透している平屋人気・・・確かにそれはその通りで、弊社でもここ数年、平屋を施工することが増えてきたなという実感があります。
だからと言って、平屋は建てようとすると広めな敷地が必要となり、さらに価格的にも2階建て住宅よりも割高になるので、誰もがその希望をかなえられるわけではありません。
平屋の暮らしには憧れるけど、敷地条件が・・・とか、予算的に・・・とか、そんな意見を取り入れて増えてきているのが寝室を1階に配置し、2階は子供室のみという間取り構成の、いわば半平屋ともいうべき建物です。
平屋需要が増大してきた2023年あたりからの弊社の統計では完全な平屋、半平屋の施工棟数は24棟にまで達し、施工実績全体の34%を占めていました。


半平屋の間取り例

参考までに寝室を1階に配した間取りを作成してみました。
(玄関位置、部屋の配置等々、賛否両論あると思いますが・・・・・・。)
最近は和室を設けることが少なくなってきたので、寝室を1階に配置したとしてもボリュームが極端に増えることはありません。
・・・とはいえ、大容量の玄関クローゼット、ウォークイン型またはウォークスルー型のパントリー、洗面化粧台を外に出した2帖以上の脱衣室などなど、お客様からよく聞く要望の多くは1階に集中しています。
ここに最低限の広さで十分という2階部分を加えてみると・・・・・・
・・・1階部分に対して2階のボリュームってかなり少ないものであることに気付くかと思います。
更にそれを1階の間取りに重ねてみると・・・・・・
・・・1階と2階のボリュームの違いが一目で分かりますよね。
2階が配置されていない部分は下屋(1階の屋根)となりますので、立面図にしてみると、こんな感じになります。
特別へんてこな外観というわけではありませんが、どこか昔の家感が強い外観となってしまいます。
昔の和風の家も2階のボリュームの方が少なく、下屋がグルッと回っているものが多いので、そんな印象を受けるのかもしれませんね。


半平屋のお家には大屋根デザインの外観がおススメ

膨大な下屋とコンパクトな2階・・・これらをキレイにまとめるのには大屋根デザインの外観がおススメです。
たとえばこんな感じ・・・・・・
1階の屋根と2階の屋根を一体化させ、一枚の大きな屋根にしてしまうデザインです。
青い矢印の1階の屋根と赤い矢印の2階の屋根が緑の線の部分でドッキングしています。

・・・間取りはこんな感じですね。
上階を設けない(=下屋)部分は勾配天井にする余地があります。
なので、リビングの上にあえて部屋を配置しない間取り構成にしてあげれば・・・・・・
・・・水色部分が吹抜のような勾配天井となり、圧倒的な開放感が味わえる間取りが誕生します!!

それから・・・・・・
大屋根デザインにした場合、太陽光パネルの搭載数も格段にアップするので、その点もメリットと言えます。
(左の立面図が大屋根、右の立面図が切妻屋根です。)

生活をほぼ1階で完結できる点が1階に寝室を配置したときの大きなメリットと言えますが、ダイナミックなLDKだとか大容量の太陽光発電という思わぬ余禄が含まれているあたり、平屋や半平屋が人気なのも納得できます。


実例紹介

それではここで勾配天井のLDKの実例を大屋根デザインの外観と合わせてご紹介します。

こちらは弊社の小池町モデルハウス。
8寸勾配というかなり急角度な屋根のお家です。

弊社もうひとつの市野町モデルハウス。
勾配天井部分に見せ梁と板張りを施すことで木質感をアップさせています。

浜松市のO様邸です。
リビングからダイニングにかけて勾配天井としています。

菊川市のS様邸です。
市野町モデルハウスの雰囲気に似た雰囲気のLDKです。

袋井市のI様邸です。
こちらの勾配天井はリビング部分のみで、階段を含めて2階とのつながりを持たせています。

掛川市のY様邸です。
2階ホールの腰壁をスリット造作とし、1階との繋がりをより感じさせる内観としています。


まとめ

途中から勾配天井のLDKの話題が中心になってしまった気もしますが、寝室を1階に配した場合、次のようなメリットが生まれます。

①生活のほぼ全てを1階で完結させられ、老後に階段昇降の煩わしさを無くせる。
②大屋根デザインを取り入れることで開放感のある勾配天井のLDKが実現できる。
③大屋根により、太陽光パネルを大容量で搭載できる。

一方で、1階が大きくなる分、基礎工事や屋根工事が増えて割高になったり、そもそもある程度の広さの敷地が無いと実現できないといった制約はあります。
予算や敷地条件、そして自らの生活スタイルなどなど・・・加味しなければならない条件は多々あると思いますが、寝室は1階か2階かゆっくり考えてみるのも良いのではないでしょうか?











この記事の作成者

工務アシスタント 栗田 和

宅地建物取引士
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