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浜松市の工務店ほっと住まいるです。

リビングの一角にカウンターを設置した学習スペース、いわゆる「スタディコーナー、スタディカウンター」ですが、実は近年人気がなくなりつつあります。意外ですよね。
一時期は大体どの住宅会社でもスタディコーナー推しが強かったのですが、最近ではそのブームも下火になってきているそう。

そしてほっと住まいるのお客様宅でも、実は「いらない派」が増えつつあります。
理由は案外明確で「リビングをなるべく広く使いたいから」というお声がいちばん多いです。

今回はスタディコーナーがいらない理由、その背景について考えてみました。







スタディコーナーがいらない理由とは?


スタディコーナーがいらないと言われる理由はいくつかあります。その中でもよく聞かれる理由ベスト3をご紹介します。


1.リビングをなるべく広く使いたいから

「スタディコーナーをつくってその分リビングが狭くなるなら、わざわざスタディコーナーはつくらない。リビングは広いままの方がいい。勉強ならダイニングテーブルでじゅうぶんです。」


2.物置状態になりそう

「結局そこで勉強はせず、いろいろ物を置いてしまう気がする。」


3.子どもが成長したら使わなくなる

「小学校低学年までは使うかもしれないけど、大きくなったらリビングでは勉強しなくなると思う。」






スタディコーナー「いらない派」が増えた背景とは?


近年物価高の影響で土地や住宅も値上がりしています。
そこで少しでも家を建てる費用を安くするため、家の広さを抑えたコンパクトな設計が話題を集めています。

少しでも無駄なスペースをなくすために、廊下や和室、スタディコーナーなどといった「絶対必要ではない」と考えられるスペースは家の中から省略されるようになりました。
またお家を建てた後悔ポイントとして、SNSやネットを通じて情報発信している方も多く見られます。






スタディコーナーのメリット

スタディコーナーがあるということは悪いことばかりではありません。

子どもが小さいうちはリビングで勉強を見てあげられるし、親にとってもリビングで家事やデスクワークが出来て便利です。

また、勉強やデスクワーク専用だからこそ、片付けがラクになるメリットもあります。
例えばご飯前にダイニングテーブルで勉強していれば、ご飯ができたら慌ただしく片付けをしなければなりません。もちろん大量の消しゴムのカスも。

デスクの上はあらかじめ「どこに何を置くか」さえ決めておけば、その分片付けもラクになります。
お気に入りの雑貨やインテリア、家族の写真、子どもの作品を飾れば、お気に入りのスペースにもなりますね。



まとめ


スタディコーナーがいいか悪いかは結局のところ、それぞれのご家庭の生活スタイルや考え方によるところが大きいです。
SNSで拡散されている情報に惑わされず、生活スタイルや間取り、予算を含めて、将来を見据えた住まいを想像することが大切だと思います。





この記事の作成者


ライフアドバイザー 高林 寿里

お客さまと同じ目線でお話しができるように心がけているので、親近感を感じていただけたら嬉しいです!何か気になることがあれば、なんでもお気軽にご相談ください。

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