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こんにちは。浜松市の工務店、ほっと住まいるの栗田です。


浜松市のA様邸にてマシュマロ断熱の吹付工事が行われました。
断熱材というと夏涼しく冬暖かいだとか、気密性だとかUA値だとか、そんな性能のお話になろうかと思いますが、今回は現場で作業する職人さんについて触れてみたいと思います。


この日、現場に居たのは2人の職人さん。

・・・で、そのうちの一人の方が凄い姿をしていました。

お世辞にもキレイとは言えない作業着を着て、頭からはビニール袋を被り、更にガスマスクのようなものを装着して・・・。


でも、これにはすべて訳があるんです。


このマシュマロ断熱ってヤツは、衣服に付着してしまうとなかなか剥がれ落ちてくれないんですよね。

なので、上下とも断熱材が付着してもいいような作業着を纏い、顔や髪にも断熱材が付かないようにビニール袋を被り、そのビニール袋が吐息で曇らないように空気を送るマスクを付けて作業をしてくれていました。


お話しを聞くと、作業着も使い捨てで、大体4~5回の作業で新品を購入するので、安物の作業着とはいえ、その費用も馬鹿にならないのだとか・・・。

あと、こんな格好をしていれば、心配なのは夏の暑さです。

断熱材の吹付作業は窓を開けて行うわけにもいかず、尚且つ完全防備のこの姿では夏場になると2Lのペットボトルを1回の作業中に5~6本は飲んでしまうのだそうです。


職人さんが完全防備なのはマシュマロ断熱を衣服や身体に付けたくないからで、同様に建物の中でも断熱材が付着してしまうと困ってしまう箇所があります。

それは窓ガラスだったり、コンセントだったり・・・・・・。


・・・そういった箇所にビニールやテープで養生をし、いざ吹付開始です。

スプレーガン・・・とでも言いましょうか、職人さんの持つこちらの道具には2本のチューブが繋がっていて、そのチューブからはポリオールとイソシアネートという液体がそれぞれガンに送り込まれています。

そのトリガーを引くと2種の液体が混ざったマシュマロ断熱の素が噴霧され、更にそれが空気と触れ合うことでモコモコと膨らんでいくんですよ。

下の写真のような、こんな感じですね。


屋根の断熱材は良いとして、ここで注目しなくてはならないのが壁の断熱材です。

マシュマロ断熱は吹付けた瞬間に約100倍にまで膨張しますので、柱面よりも内側にまで溢れてしまう箇所があちこちに出てきてしまいます。


これをそのままの状態にしておくと、後々に内装の壁が張れなくなってしまいますので、ここで・・・・・・


・・・冒頭で記述した、もうひとりの職人さんの出番と相成るわけです。

吹付を行う一方で、壁からはみ出た分の断熱材を削ぎ落とし、大工さんが内壁を張れるような状態に仕上げる仕事をしてもらっています。


他の人が入って来れないような密閉された空間の中で、人目に付かずひっそりと作業をしてくれている職人さんの仕事にスポットを当てさせていただきました。

この記事の作成者

工務アシスタント 栗田 和

宅地建物取引士
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