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こんにちは。浜松市の工務店、ほっと住まいるの栗田です。


先週のこと・・・浜松市浜北区にてA様邸上棟しました。

上棟は他にも『棟上げ』とか『建て前』とか、あるいは建築業界用の言葉で『建て方』なんて呼ばれ方もされています。

まぁ、何パターンかある名称をどう呼ぼうが問題ないのですが、それよりも肝心なのはその日に何を行うのかということですね。


上棟日には柱や梁などの建物の基本構造となる部分の組み立て作業を大工さん数人掛かりで行います。

この日も6人の大工さんにレッカー屋さん、それにお手伝い要員として弊社から2人と・・・合計9人で作業を行いました。


作業開始前、現場は1階の床の上に資材が積まれたこんな状態でした。


作業の第一歩は1階の柱を立てるところから。

柱が立っただけでも、作業開始前の写真と比べると立体的になった分だけ印象が変わりましたね。

1階の柱を立て終えたら今度は1階の梁。

組み終えたところを足場の上からパシャリと撮った写真です。

慣れていないと梁の上を歩くのも結構怖いもので、ほっと住まいるに入社した頃は、はじめの一歩がなかなか踏み出せなかったことをよく覚えています。

子供の頃、歩道の縁石の上を歩いたり、白線の上をはみ出さないように歩いてみたりした経験があるかと思いますが、この梁だって幅はそういうのと左程変わらないはずなんですけどね。

平地で出来ていたものがちょっと高くなっちゃうと足が竦んじゃうんだから、危機回避能力に長けていると言いますか、人間の脳って良く出来ていますよね。


さて・・・恐怖心が無いとは言いませんが、そんな梁の上を歩くなんてことは経験を積んだ大工さんにとってはお手の物で、続いて2階の床パネルを張り、更に2階の柱を立ててもらいます。

こうなると、2階を歩くのなんてもうスイスイです。


1階の柱→1階の梁→2階の床→2階の柱・・・とくれば、今度は2階の梁。


そして、次の作業がいよいよ棟上げです。

・・・11時30分、無事に棟木が上がりました!!




棟木というのは屋根の一番高いところに横たわって配置される木材のことを言い、A様邸の場合、画像の矢印部分の木がそれに当たります。

ここでちょっとおさらいというか・・・冒頭で触れた名称に関してですが、上棟、棟上げなどの呼び名は『棟』木を『上』げることからそう呼ばれています。


上棟という言葉からすると、棟木が上がった時点で目標達成のような印象を受けますが、棟木が上がったからといって、それで作業が終わるわけではありません。

この日を過ぎれば残りの木工事の工程は基本的に大工さんが一人で行うことになるので、午後は午後で大工さんが大勢集まっているうちに進められるところまで作業を進めます。

・・・で、1日の作業終わりの様子がコチラ。

目標としていた屋根の合板下地まで張り終えることが出来ました。


紙面上で打合せしていたものがようやく現場でカタチになりました。

家を建てている実感・・・段々と湧いてきたでしょうか?


A様・・・上棟おめでとうございます!!


この記事の作成者

工務アシスタント 栗田 和

宅地建物取引士
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