2025/12/11
自然素材のこと
ほっと住まいるがシラス壁を標準採用する理由
家づくりで「自然素材の壁」を選ぶ方が増えている中で、ほっと住まいるが標準仕様として選んでいるのは、漆喰でも珪藻土でもなく――100％自然素材の「シラス壁」。
これは見た目の好みではなく、毎日の暮らしの中でいちばん肌に触れる「空気の質」を大切にしたいと考えているからです。
南九州の大地が生んだシラスが持つ、調湿・消臭・有害物質の吸着といった大きなメリット、そして私たちがシラス壁にこだわり続ける理由を、今回は丁寧にご紹介します。
どうしてほっと住まいるは、漆喰や珪藻土ではなく “シラス壁” にこだわるのか
ほっと住まいるが標準仕様として選んでいるのは、漆喰でも珪藻土でもなく 100％自然素材の「シラス壁」。
これは単に質感の好みではなく、毎日を過ごす「空気の質」にとことん向き合ってきた結果です。
シラス壁の原料である「シラス」は、南九州の火砕流が堆積して生まれた火山噴出物。
このシラスを、焼成することなくそのままの多孔質構造で利用する“特許製法”を持つのが 高千穂シラス株式会社です。
二次焼成をしないことで、無数の孔（あな）が壊れず残り、調湿性・消臭性・有害物質の吸着性能が最大限に発揮されます。
一方で、漆喰や珪藻土は自然素材というイメージがありますが、実際には製品によって 樹脂や添加物が混ぜられているケースもあるため、100％自然素材と言い切れないこともしばしば。
とくに“空気のきれいな家”を目指す当社にとって、そこは避けたいポイントでした。
住む人にとって「安心」であることを第一に
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質は、家具や建材、接着剤など日常の身近なところから発生します。
シラス壁はそれらをしっかり吸着し、無害化する働きがあるため、小さなお子さま・アレルギーのある方・ペットと暮らす家庭にも安心して使える壁材です。
また、結露を抑えることでカビやダニの繁殖も防ぎ、住宅の耐久性にも貢献してくれます。
「人に優しい」「家にも優しい」──それがシラス壁の魅力です。
“自然素材としての確かさ” が決め手
使うほどに風合いが増し、照明の陰影で表情が変わる…
そういった見た目の美しさももちろん魅力ですが、ほっと住まいるがシラス壁を標準採用している最大の理由は、自然素材としての純度と、科学的に裏付けられた性能にあります。
お客様に安心できる空気環境を届けたい。
その想いから、私たちはこれからもシラス壁にこだわり続けます。
この記事の作成者
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