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海外のインテリアでよく見かける「マッドルーム」。


靴やアウター、バッグをすっきりと収納できる実用的な空間として人気を集めています。最近では、そのスタイルを日本の住まいに取り入れた“マッドルーム風”の玄関づくりをご提案する機会も増えてきました。


玄関は、家の第一印象を決める大切な場所。


少しの工夫で、機能的でありながらインテリアとしても美しい空間に変わります。


今回は、海外のような雰囲気を楽しみながらも、日本の暮らしに寄り添う“ちょうどいいマッドルーム風収納”のアイデアをご紹介します。




マッドルームとは?


「マッドルーム(Mudroom)」とは、海外の住宅でよく見られる、“外の汚れを室内に持ち込まないための前室”のこと。
靴やコート、バッグなどをここで脱いでから室内に入るという発想です。


日本は土足文化ではないため、同じような空間をそのままつくるのは少し難しいですよね。


そこでおすすめなのが、玄関で靴を脱いだ後の玄関ホールに「マッドルーム風」のコーナーを設けること。


生活動線を崩さず、見た目もすっきり整う収納スペースが生まれます。


引用:https://pin.it/4PoLpC3Ll




マッドルーム風がおしゃれな玄関収納アイデア4選


施工事例①


家族のそれぞれのスペースを分けたロッカー風収納。

ランドセルや通勤バッグ、上着など、外出時の持ち物をまとめて管理できます。さらに授業で使うタブレットの充電用コンセントまで完備。




施工事例②


玄関の限られたスペースを活かして、壁面に上着を掛けられるコーナーをつくりました。


靴やベビーカー、濡れた傘やカッパは土間のクローゼットへ収納します。




施工事例③


玄関の隅に、衣類やカバン・帽子を掛けられるスペースを設けました。棚は可動式にして、収納の使い方を自由にアレンジできるようにしています。


玄関の奥には、靴やアウトドア用品をたっぷり収納できるよう、広めの土間収納を設けました。




施工事例④


玄関正面には、ランドセルや帽子、カバンを掛けられるスペースを設けました。子どもでも手が届く高さにして、自分で片付けやすい工夫を。



サイドには上着掛けや荷物を収納できる棚をつくりました。


手洗いも完備しています。
コンパクトな玄関でも身支度や帰宅後の流れがスムーズに行えるよう工夫しています。





まとめ


マッドルーム風の玄関収納は、おしゃれさと使いやすさをどちらも叶えてくれる工夫が詰まっています。


ちょっとした棚板やフックを取り入れるだけでも、玄関の雰囲気がぐっと変わり、気持ちまで整うような心地よさに。


毎日の「行ってきます」と「ただいま」が、少し楽しみになるような玄関づくり。暮らしに合わせた“マッドルーム風”のアイデアで、自分らしい空間をぜひつくってみてください。


この記事の作成者

住宅アドバイザー 高林 寿里

親しみやすさがモットーなので親近感を感じていただけると嬉しいです。何か気になることがあれば、なんでもお気軽にご相談ください。

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